よく効く市販の禁煙薬ガイド

受動喫煙

非喫煙者にとって、これほど嫌なものはありませんよね。
タバコを吸わないのにタバコの煙を吸わされる理不尽です。
あなたの周りはどう思っているのでしょうか。
 喫煙者だって頭じゃわかってるんです。
だけど、「タバコが吸いたい」というニコチン中毒の欲求には、全く歯が立たないんですね。
日頃、礼儀正しく、他人への心配りの出来る優しい人だって、タバコのことになると他人の迷惑を全く考えなくなったりします。
 タバコの副流煙は、奥さんや子供や大切な人、仕事仲間や友達や恋人、喫茶店で近くに座った赤の他人にだって多大な悪影響を及ぼします。タバコを吸うからには、このことを決して忘れてはいけません。
何故かって能動喫煙より受動喫煙の方が、はるかに有害物質を吸いこんじゃうからです。

 タバコを吸う人が、フィルターを通して直接主流煙を吸い込むのが能動喫煙。
対してタバコを吸わない人が、他人のタバコの副流煙を吸いたくもないのに吸わされるのが受動喫煙です。
自分の意志とは関係なくタバコの害を受けることになるので不本意喫煙とも呼ばれます。

タバコの煙の中には、約40種類もの有害な発ガン性物質が含まれます。
例えば、習慣性があり血管の老化を早めるニコチン。
全身への酸素の運搬を妨げる一酸化炭素。発がん物質のベンツピレンやニトロソアミン、そしてダイオキシン等など。
これらの物質は、主流煙として喫煙者の体内にも吸い込まれますが、当然のごとく副流煙としても大気中に拡散します。
そして、副流煙は、フィルターを通さず燃焼温度も低いため、主流煙より高い濃度で有害物質を含んでいるのです。